演目紹介

【太鼓(お囃子)演目】

・三宅島太鼓

東京都三宅島に伝わる、木遣太鼓を源流とした演目。

腰を落として低く打ち込む姿勢が特徴で、腰を落とせば落とすほど見栄えがよくチヤホヤされるらしい。

節は簡単だが、その分迫力や癖の違いが大きく出るので、誰の叩き方が一番好きか推しメンを決める際に見てほしい演目。

とあるOBさんはこれが原因でヘルニアになりかけたらしい。

強く生きてください…

・ぶち合わせ太鼓

神奈川県三浦半島に伝わる、大漁祈願の太鼓をもとに作られた演目。

3人がぐるぐる回りながら、個性ある叩き方を披露していく。

「喧嘩太鼓」とも呼ばれ、叩き手の交代時に蹴ってしまい本当に喧嘩しそうになることも…

ノリに乗ってスピードを上げすぎて後悔することが多い。

班長が個人的にいちばん好きな演目。

・秩父屋台囃子

秩父地域(埼玉県)に継承される祭り囃子。

テンポが速く、決まった節が少ないため、自由度が高く、それ故に難易度も高い。

地元の方々にもお世話になっており、山田の春祭り(秩父市内)では、本組太鼓連として参加させていただいている。


【踊り演目】

・のび御神楽

のび地方に伝わる、豊作を喜ぶ舞。

スピン・ジャンプといった躍動感と、神楽が持つ本来の優雅さの狭間でうろうろしている、まさにのびらしい踊り。

3分間の踊りなので、カップ麺を作るときに重宝するらしい。

最近は4~5分のカップラーメンが多いので、ラーメン大好きな班長ですら試したことがない。

・中野七頭舞

岩手県岩泉町に伝わる踊り。

五穀豊穣・家内安全・大漁を祈願し、7つの道具で7つの舞を踊る。

踊り手だけで7人必要なため、人数がなかなか揃わず、公演ではOBOGさんたちの力を借りて発表している。

いつもありがとうございます。

現役だけで発表することが班長の夢。

がんばりましょう。

・荒馬踊り

青森県津軽に伝わる踊り。

手綱取り(跳人)と馬が男女ペアになる踊りで、日本では珍しい。

「らっせーらー」の掛け声が特徴。

コロナが明けて、みんなで掛け声できるようになったらいいなと切に願っている。

跳人(写真左)は衣装がかわいい上に、ぴょんぴょん跳ねる様子もまたかわいい。



・ソーラン節

ご存知の北海道民謡に踊りを付けた演目。

「のびおはやし」の男踊り枠だが、男でなくてもよいらしい。班長も踊ってみたい。

老人ホームでのボランティア公演をやっていた時代、非常にウケがよかったらしい。

最後の「おーい大漁だぞー」の掛け声は、ここが海なし県であることを忘れさせてくれる。

・秋田おばこ

秋田民謡に踊りを付けた演目。

男踊りのソーラン節に対する女踊り枠。

17歳の女の子の唄なので、懸命に年齢という避けられない現実から目を背けながら踊ることになる。

班員の間では膝が終わる演目として有名。

・秩父音頭

秩父の盆踊り。

観客の皆さんと一緒に輪になって踊れる、THE和みの踊り。

他の演目よりも圧倒的に簡単なゆえに、練習頻度が低くなりがち。

実は公演で一番緊張するかもしれない?